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2006年3月 7日 (火)

3月6日 業界動向

 ◇業界動向
鉄鋼シェア15%目標 蘭ミタル・スチール 欧州各国に文書

中国:国産ディーゼルエンジン、初の「ユーロIV」クリア

GM 資産売却加速 スズキとの提携見直し (ビジネスアイ)

白物家電業界は帝国目指す群雄割拠の戦国時代へ(中国情報局)


 ◇業界動向
鉄鋼シェア15%目標 蘭ミタル・スチール 欧州各国に文書
 鉄鋼世界首位の蘭ミタル・スチールが、同二位のアルセロール(ルクセンブルク)買収計画への理解を得るため、欧州各国の政府に買収計画の概要を説明する文書を送付していたことが三日、わかった。

 ミタルは文書の中で、買収に伴う人員削減を行わない方針を示すとともに、二〇一五年までに世界の鉄鋼市場で15%のシェアを握る考えを明らかにした。

 仏経済紙ラ・トリビューヌ(オンライン版)によると、文書は二月末に送付。買収が実現しても、追加的な人員削減は行わないことを保証するとの文言を盛り込んだ。アルセロールの大株主であるルクセンブルク政府や、約二万六千人のアルセロール従業員を国内に抱えるフランス政府は、合併に伴う人員削減で失業者が大量に発生しかねないとして合併に反対している。

 ブルームバーグによると、ブルトン仏経済財務産業相は一日、文書が「概要説明にすぎない」と述べ、さらに詳細な文章が必要との認識を表明。アルセロールも二日、詳細な事業計画の公表がなければ話し合いに応じられないとの姿勢を示した。

 ミタルは文書の中で、二〇一五年までに世界シェアで約15%に当たる年産二億トンを目指すとしている。

国産ディーゼルエンジン、初の「ユーロIV」クリア
中国最大のディーゼルエンジン生産拠点である広西玉柴機器集団公司は26日、欧州の排ガス基準「ユーロIV」をクリアしたディーゼルエンジン、「YC6L-40」を正式に発表した。同製品に関する知的財産権は中国にある。この「エコ動力」エンジンは北京市内のバスなどに搭載され、同市の目指す「エコ五輪」に直接貢献する。

「YC6L-40」は高い排ガス基準をクリアしているほか、パワーや経済性にも優れる。高出力・低排出・低騒音・高信頼性といった長所を持ち、豪華型の長距離バスや都市部の路線バスに利用できる。(編集NA)

「人民網日本語版」2006年2月28日

GM 資産売却加速 スズキとの提携見直し (ビジネスアイ)
2006/3/6  TrackBack( 0 )
 米ゼネラル・モーターズ(GM)が、20%出資し筆頭株主となっているスズキに、資本提携の見直しを打診していることが五日、明らかになった。深刻な経営不振に陥っているGMは、昨年十月に富士重工業株を売却しており、スズキ株売却でリストラ資金を捻出(ねんしゆつ)する狙いがあるとみられる。

 具体的な売却方法や、GMとスズキが出資している韓国・GM大宇自動車のスズキの株式保有(約11%)の扱いなどを、今後協議する。

 GMは、スズキ、富士重工、いすゞ自動車の国内三社に出資し、グループ傘下に置いていたが、資産売却で生き残りを図る姿勢が鮮明になった。約7・9%出資しているいすゞ株も手放す可能性があり、新たな業界再編を指摘する声もある。

 GMとスズキは一九八一年に資本提携した。カナダに折半出資の合弁工場を持つほか、共同開発した小型車をスズキがGM向けに供給。今年からスズキがGM製エンジンの国内生産を開始するなど幅広い分野で提携している。

 スズキは五日、GMとの提携関係について「全面的に資本提携を解消することはない。GMとの戦略的業務提携関係は強固で、これを今後とも継続していく」とのコメントを発表した。

白物家電業界は帝国目指す群雄割拠の戦国時代へ(中国情報局)
2006/03/05(日) 06:58:01更新
【中国ITの潮流】生き残りかけた巨大グループ化の動き加速-サーチナ総合研究所

  2月18日、安徽省・合肥市のハイテク産業開発区で美的集団(Midea)と栄事達集団(Royalstar)の合弁会社である美的栄事達(Midea-Royalstar)が冷蔵庫・洗濯機生産基地第三期工事に着工した。2008年のラインオフを目指し15億元を投資する巨大プロジェクトだ。

  合弁会社の設立といった組織再編を通じて事業の強化に乗り出す白物家電メーカーは美的栄事達だけではない。デジタルテレビ用チップ「信芯(ハイビュー)」の開発で知られる海信集団(Hisense)は、家電事業を黒物と白物に二分して白物家電に注力する方針を決定。テレビ大手の四川長虹(Changhong)と美菱集団(Meiling)が合弁で白物家電事業を強化する動きもまとまってきた。大手メーカーが相次いで合弁事業を進める動きを中国では「帝国化」「集団化」というが、白物家電業界はまさに群雄割拠の戦国時代に突入しようとしている。

  中国家電大手の美的集団がM&Aに乗り出したのは2004年11月8日。中国の家電メーカーとしては初めて香港市場上場を果たした華凌集団(Hualing)の株式42.4%を取得して筆頭株主となったことが始まりだった。これにより事業基盤の弱かった冷蔵庫事業を強化し、業界からは「白物家電業界への参入を全面的に進める方針を示したもの」と注目された。冒頭で紹介した工場が稼動すれば、09年の生産数は冷蔵庫と洗濯機合わせて800万台となり、販売収入は100億元に達するとみられる。

  05年、美的集団は中国のエアコン市場におけるシェアを46%にまで伸ばして順調な推移をみせた。冷蔵庫については、合弁パートナーである栄事達の看板事業であるだけに今後しばらくは好調が続くだろう。さらに美的集団は電子レンジなど厨房用電気製品メーカーを傘下に持っているため、白物家電の帝国化という点では一歩リードしているといえよう。

  一方、海信集団は2月9日、冷蔵庫、エアコン、小型家電、通信を中心とする白物家電事業を主力製品であるテレビ事業と切り離すという組織改革の方針を発表した。ただし、海信集団が白物家電事業強化に乗り出したのは今に始まったことではなく、05年の動きをみればそれが長期的戦略の一環であることが分かる。

  05年4月6日には海信(南京)電器有限公司が冷蔵庫工業園を建設し、同月8日には買収した浙江先科空調公司が海信製品の生産を開始。6月には貴州省の貴陽海信工業園の第一期部分が稼動。これによりエアコンの生産能力は倍増となる年間800万台にまで増強された。冷蔵庫についてもほぼ倍増の700万台体制となった。05年中国全体の生産能力が冷蔵庫2977万台、エアコン6765万台であることからすると、海信集団の数字は決して少なくない。

  四川長虹は05年11月、代替フロン製品を手がける格林柯爾科技(グリーンクール)との間で美菱集団の株式譲渡契約に正式調印し、同集団の筆頭株主になった。美菱の発行済み株式約20%を取得した長虹は全面的な美菱電器の運営・管理に乗り出し、美菱の冷蔵庫生産量をさらに拡大して競争力を高め、美菱を冷蔵庫のトップブランドに育て上げるとしている。しかし注目すべきは、長虹空調の李進・総経理が「今後はテレビ事業を徐々に縮小し、その他事業の強化を図る」と発言したことだ。テレビのトップブランドとも言われた大手が白物家電シフトを進めていることで、業界の勢力図は大きく変わろうとしている。

  これまでの白物家電業界は海爾(Haier)、科龍(Kelon)、新飛(Xinfei)、美菱(Meiling)、栄事達(Royalstar)といったブランドが支えてきたが、現在では海爾集団、海信集団、美的集団、長虹集団といった大型グループの台頭が著しい。IT関連企業の利益率が低下の一途をたどっていることは「中国IT白書2005-2006」(サーチナ総合研究所、05年10月)に詳しいが、中国の家電業界がグループ化を進めて産業チェーンの効率を上げることはもはや必然的な流れといえる。海爾のような大型グループが誕生するのはそう遠いことではないだろう。(サーチナ総合研究所リサーチャー 齋藤浩一)

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