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2006年2月27日 (月)

「死の商人」と水俣病

 化学業界は、製品分野や製造工程が複雑そうで、一口に環境対策といっても、どういうところが重要なところなのかわかりにくい。で、業界に詳しい人にいろいろ聞いてみたら、とりあえずこれを読め、と言われたのが、「死の商人」という本。もともと岩波新書で絶版になっていた本だが、名著ということで新日本新書として復刊されている。
 ワタシの疑問に直接こたえてくれる本ではなかったが、いろいろなヒントをくれるとてもよい本だった。
 ごくかいつまんで書くと、現在世界中で活躍している大企業の前身である企業が、19世紀終わりから20世紀初頭まで、いかに金儲けのために「戦争が起きる状態を招くべく努力をしたか」の歴史を記した本だ。

 日本には、チッソという会社があって、それは皆さんご存じのように水俣病の原因企業だ。患者の方に対する補償を今でも続けていて、経営がどういう状態にあろうと、つぶすことができない会社になっているという。当然、そこにお金を貸し付けている金融機関も大変なワケです。
 たまたまHidetoshi Iwasaki's Blogというブログで「金融機関から見た水俣病(その1)」という書き込みを見つけたのだが、筆者は旧興銀に勤めておられ、チッソを担当されていたという。「その1」ということなので、今後どういう展開になるかわからないが、その2以降が楽しみです。

 それはともかく、この「その1」の後半を読んで、「死の商人」の本を思い出したというワケなんです。


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マイミクのmariさんが、このブログで以前ワタシが書いた「死の商人」と、mari [続きを読む]

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